中心部脊髄損傷(セントラルコード症候群)とは?

中心部脊髄損傷(セントラルコード症候群)とは

中心部脊髄損傷(Central Cord Syndrome、CCS)は、脊髄の中心部が損傷することで起こる脊髄損傷の一種です。主に頸部(首)の脊髄が関与し、上肢に症状が顕著に現れます。

主な症状

  • 上肢の筋力低下・麻痺:最も頻繁に見られる症状です。
  • 感覚障害(触覚・痛覚・温度覚):手や腕の感覚が鈍くなる、または失われます。
  • 協調運動・バランス障害:歩行や細かな動作が困難になります。
  • 排尿・排便障害:膀胱や腸のコントロールが難しくなることがあります。
  • 性機能障害:男性は勃起不全、女性はオーガズム障害が起こることがあります。

原因

CCSは外傷性が多く、交通事故や転倒が主な原因です。一方で、腫瘍や感染症などの非外傷性要因でも発症することがあります。

治療法

損傷の程度に応じて治療方針が変わります。

  • 軽度の場合:理学療法・作業療法中心のリハビリテーション。
  • 重度の場合:外科的減圧手術や固定術が必要になることがあります。

回復の見通し

回復には時間がかかり、個人差がありますが、適切な治療とリハビリテーションを受ければ多くの患者が機能回復を遂げます。

CCSに関するポイントまとめ

  • 米国で最も多い脊髄損傷のタイプ。
  • 男性に多く、平均年齢は約45歳。
  • 上肢の筋力低下・感覚障害が中心症状。
  • 治療は症状の重さに応じて選択。
  • 回復は長期的なプロセスだが、ほとんどの患者が大幅な改善を期待できる。

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