トフィー沈着とは何ですか?

トフィー沈着は、体内の軟部組織に尿酸結晶が蓄積したものです。主に軟骨、関節、骨、特に腕や脚の関節に見られます。血中尿酸が高い人に多く、痛風と関連しています。

原因

トフィー沈着は血中の尿酸濃度が高くなることが原因です。過剰な尿酸が血液中で結晶化し、尿酸結晶が集まってトフィー(結節)を形成します。尿酸が高くなる要因はさまざまですが、痛風患者に多く見られます。

症状・兆候

トフィーは関節の表面や皮膚の下に柔らかい結節として現れます。特に腕や脚の関節、耳の外縁(ヘリックス)にできやすいです。初期段階では痛みがなく、症状が出にくいことが多いですが、慢性化すると痛みや不快感が出ます。トフィーは高尿酸血症や痛風のリスクが高いことを示す指標となり、長期間の痛風患者で大きくなることがあります。

合併症

長期間痛風が続くと、トフィーが大きく成長し皮膚を突き破って潰瘍を起こすことがあります。さらに、関節下の骨に浸潤し、動かす際に痛みを伴い、可動域が制限されます。また、外見上目立つため美容的な問題も生じます。

治療法

トフィー沈着の治療は尿酸値の低下が中心です。食事療法と薬物療法が主なアプローチです。プリン体が多く含まれる食品(肉類・魚介類など)や飲料を制限し、尿酸の産生を抑えます。野菜類にもプリン体はありますが、動物性食品ほど尿酸を上げる傾向は低いです。多くの患者はアロプリノールなどの薬で尿酸値をコントロールします。トフィーが大きくなり動きに支障が出たり、見た目が気になる場合は外科的に除去することもあります。

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