痛風と腎臓結石:予防と対策ガイド
尿酸とは
尿酸はプリン体の代謝産物で、血中濃度が高くなると痛風や腎臓結石の原因になります。尿酸は食事だけでなく、腎臓が尿酸を排泄する能力にも左右されます。
血液検査で尿酸値が高いと、痛風や腎臓結石のリスクが高まります。男性の正常範囲は 3.4〜7.0 mg/dL、女性は 2.4〜6.0 mg/dL です。
痛風が発症したら
痛風発作は高尿酸血症(ハイパーユリック血症)のサインです。発作が起きたら尿酸値を下げ、再発と腎臓結石の予防に取り組む必要があります。尿酸結晶以外の原因でできる結石もあるため、総合的な対策が重要です。
高プリン体食品
高尿酸血症と診断された場合、食事でプリン体の多い食品を控えると尿酸値の低下に役立ちます。代表的な高プリン体食品は以下です。
- シカ肉、ウサギ肉などの野生肉
- 甘エビ、イワシ、サバ、サーディン、ホタテなどの魚介類
- レバー、腎臓、脳などの臓器肉
- アスパラガス、カリフラワー、乾燥エンドウ豆・豆類、緑豆、レンズ豆、きのこ、ほうれん草
- 牛肉、豚肉、鶏肉、魚、甲殻類
- オートミール、麦ふすま、胚芽米
- アルコール飲料
薬物療法
食事だけで尿酸値を正常に保つのは難しいことがあります。医師に相談し、以下の薬剤で尿酸をコントロールします。
- 尿酸排泄促進薬(商品名:プロバラン、アンチュラン)
- キサンチンオキシダーゼ阻害薬:アロプリノール(商品名:ゾロプリム)
- コルヒチン:尿酸結晶による炎症を抑制
これらの対策を組み合わせることで、痛風の再発と腎臓結石の形成を効果的に防げます。
