痛風の予防と対策

米国国立関節リウマチ・筋骨格疾患研究所によると、痛風は10万人あたり275人が罹患し、男性に多く見られます。指関節や膝、肘など体のあらゆる関節に発症しますが、最も一般的なのは親指の付け根(第一趾関節)です。研究では、薬物療法や食事・生活習慣の改善により痛風の発症リスクを低減できることが分かっています。

痛風とは

痛風は血中の尿酸が過剰に蓄積し、結晶化して関節内に沈着することで起こる関節炎です。尿酸結晶が関節にたまると腫れや痛み、硬直が生じ、症状は数日から数週間続くことがあります。大量のアルコール摂取やレバー・アンチョビ・グレービーなどの高プリン食が発作を誘発しやすいとされています。また、遺伝的要因で痛風になりやすい体質の人もいます。

痛風の予防策

痛風発作を防ぐための対策は大きく分けて薬物療法と生活習慣の改善があります。

薬物療法

医師の処方する尿酸降下薬は、血中尿酸値をコントロールし、遺伝的に痛風リスクが高い人に特に有効です。多くの場合、長期にわたって服用が必要となります。

食事と運動

過体重の方は、バランスの取れた食事と適度な運動で体重を減らすことが推奨されます。プリン体の多い食品(アンチョビ、アスパラガス、腎臓、レバー、キノコ、サーディンなど)は控えめにし、肉類の摂取も減らすと尿酸生成を抑えられます。アルコールはできるだけ控え、代わりに水分を十分に摂取しましょう。目安は1日約2リットル(約64オンス)の水です。水分不足は腎機能低下を招き、尿酸が体内に蓄積しやすくなります。

さらに、果物・野菜・種子・全粒穀物・ナッツ類を多く取り入れることが望ましいです。黒チェリージュースは尿酸値を下げ、発作予防に効果があると報告されています。

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