痛風発作の治療法
痛風は関節を襲う炎症性疾患で、発作時には激しい腫れと痛みが生じます。主に足の親指の関節に起こりますが、膝や手首、指など他の関節でも発症します。米国では約300万人が罹患していると推定されています。
NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)
NSAIDsは、炎症を引き起こすプロスタグランジンの生成を抑えるCOX-1酵素を阻害します。これにより腫れが軽減され、痛みが和らぎます。市販薬のイブプロフェン(Advil)やナプロキセン(Aleve)、ロキソプロフェン(Motrin)などがあります。処方薬と市販薬がありますが、使用前に医師と相談してください。
ステロイド
ステロイドは軽度の発作では経口投与、重度の場合は関節内注射で使用されます。コルチコステロイドは免疫細胞の働きを抑制し、プロスタグランジンの生成も阻害します。代表的な薬剤はプレドニゾンやデルトソン(Deltasone)です。
コルヒチン
コルヒチンはNSAIDsやステロイドが使用できない患者に用いられる古くからの治療薬です。炎症抑制効果がありますが、胃腸障害(腹痛、下痢、嘔吐)や高用量時の血液障害(貧血、骨髄抑制)などの副作用が出やすいので、医師の指示に従って正確に服用する必要があります。
予防
再発を防ぐために、尿酸の産生を抑える薬(例:アロプリム、ジルプリム)や尿酸の排泄を促進する薬(例:プロベネシド)を日常的に服用することがあります。食事療法や適度な運動も併せて指導されます。
