痛風患者の看護診断と介入ポイント

疼痛

急性疼痛は最優先の診断です。例として「関節腫脹に伴う急性疼痛(患者が痛みを訴える)」。疼痛は0〜10の尺度で継続的に評価し、患者の訴えには迅速に対応し信頼関係を築き、不安を軽減します。認知療法としてイメージ法や創造的視覚化を用いて疼痛から注意を逸らすことも有効です。

活動不耐性

疼痛により活動が困難になることがあります。診断例は「疼痛に起因する活動不耐性(患者がベッドから起き上がれないと述べる)」。患者ができないと感じる活動を評価し、必要な支援を提供します。ただし、患者が自力で行えることを代行すると無力感を招くため、できる範囲は自分で行わせます。下肢関節に痛みがありトイレに行くのが困難な場合はベッドサイド用トイレを用意します。

皮膚完整性

長時間ベッド上で過ごし、腫脹や圧迫により皮膚が損傷しやすくなります。診断例は「活動低下に伴う皮膚完整性リスク」。介入としては2時間ごとの体位変換、皮膚のチェック、患部の清潔保持と保湿、十分な水分補給による皮膚柔軟性の維持が挙げられます。

無力感

痛みが再発しやすい疾患は患者に無力感を与えることがあります。診断例は「再発性疾患に伴う無力感(患者が痛みの再発を制御できないと感じる)」。痛風の食事療法や予防策を教育し、自己管理の選択肢を提供することで患者のコントロール感を高めます。

留意点

上記はあくまで例であり、患者個々の状態に合わせて「~として現れる」部分を具体化します。言語的に疼痛を訴えない場合は、顔の歪みや身振りから痛みを推測します。介入も患者の生活背景に合わせてカスタマイズしてください。

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