カンジダ酵母感染の治療法は?
カンジダ症(酵母感染症)は、真菌Candida albicans(カンジダ・アルビカンス)によって引き起こされます。口腔(口腔カンジダ症)、膣(膣カンジダ症)、消化管などに発生し、部位により白い斑状の舌の病変、膣のかゆみ、嘔吐や下痢などの症状が現れます。効果的な治療には、処方される経口・外用抗真菌薬や市販薬が用いられます。
処方薬による治療
- フルコナゾール(ジフルカン):口腔、食道、膣のカンジダ感染に有効。錠剤、経口懸濁液、注射剤があり、症状が改善しても2週間は服用を続けることが推奨されます。
- 局所抗真菌薬(ナイスタチン、クロトリマゾール):口腔カンジダに使用され、溶解錠や液体洗浄として病変部位に直接塗布します。
- 耐性が疑われる場合:アンホテリシンB、ケトコナゾール、イトラコナゾールなどの強力な抗真菌薬が静脈内投与で使用されます。必ず医師の管理下で行います。
市販薬(OTC)による治療
- ロトリミン、マイセレックス、モニスタ、ミカチン、テラゾルなどの処方強度の抗真菌薬が市販されています。これらは膣用クリームや坐薬として使用され、製品の濃度に応じて3日から7日間使用します。
代替療法
- ティーツリーオイルクリーム、ホウ酸坐薬、酢の洗浄などの家庭療法が一部で試されていますが、現時点で十分な科学的根拠はありません。
- 乳酸菌(ヨーグルトなどに含まれる)を経口または膣内に投与する方法も報告されていますが、効果は限定的です。
