子宮筋腫の鋭い痛みの原因とは?

子宮筋腫とは

子宮筋腫は子宮内にできる良性の腫瘍で、女性の骨盤内で最も一般的な腫瘍です。米国産科婦人科医会(ACOG)によれば、30代~40代の女性に多く見られ、女性の約75%が生涯で何らかの筋腫を経験するとされています。

主な特徴と発症年齢

多くの筋腫は無症状で、痛みを感じないため自覚がありません。しかし、筋腫の大きさや位置、血流状態によっては鋭い痛みが出ることがあります。

鋭い痛みの原因① ねじれた筋腫(捻転)

茎(ステム)で子宮に付着している筋腫は、稀に捻転(ねじれ)して血流が遮断されます。血液供給が途絶えると急激な痛みが走り、緊急手術が必要になることがあります。

鋭い痛みの原因② 損傷・壊死した筋腫

筋腫が大きくなると中心部が壊死しやすく、細菌感染を起こすことがあります。壊死した組織が子宮壁に炎症を引き起こし、痛みや発熱を伴うことがあります(Mayo Clinic の報告)。

治療法

痛みが強い、または合併症のリスクがある場合は外科的に除去します。

  • 筋腫摘出術(筋腫切除術):子宮を残し、筋腫だけを取り除く手術です。妊娠希望のある方に適しています。
  • 子宮全摘出術(子宮摘出術):子宮全体と筋腫を一緒に取り除く手術です。症状が重度で他の治療が効果を示さない場合に選択されます。

いずれの場合も、手術前に医師が痛みの原因を正確に診断し、最適な治療方針を提案します。症状が疑われる場合は早めに産婦人科を受診しましょう。

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