ペリメノポーズ(閉経前期)に関する情報

定義

ペリメノポーズは、卵巣の機能が低下し卵子の産生が減少する閉経前の期間です。この期間は閉経へ至る数年間を含み、エストロゲンやプロゲステロンなどのホルモン分泌が減少します。ホルモンレベルの変動に伴い生殖能力も低下します。35歳頃から症状が現れ始めることがあります。

症状

ペリメノポーズの主な症状には、夜間の発汗やほてり、月経周期の乱れ、膣の乾燥があります。また、うつ症状や気分の変動、記憶力の低下も報告されています。性行為時の痛みや性欲低下、尿失禁・頻尿・尿路感染症の増加も見られることがあります。

期間

ペリメノポーズは一般に40代に始まりますが、30代で始まることもあります。平均的な期間は約4年ですが、数か月で終わる人もいれば、10年近く続く人もいます。エストロゲンの急激な低下が見られた時点でペリメノポーズは終了し、閉経期の症状が顕在化します。個人差が大きく、正確に予測できる検査はありません。

診断

症状の経過や日誌を医師に提示することで、ペリメノポーズの可能性が判断されます。血液検査でエストロゲンやFSHなどのホルモン値を測定することもありますが、ホルモンは変動しやすいため、複数回の検査が推奨されます。

治療・対策

症状緩和のために低用量ピルが処方されることがあります。喫煙者は禁煙するだけでも症状が改善されやすいです。性交時の痛みには潤滑剤の使用が有効です。運動習慣の確立、アルコール摂取の制限、適正体重の維持など生活習慣の改善も症状軽減に役立ちます。性欲低下にはカウンセリングやセラピストの活用が有効です。重度の気分変動には抗うつ薬が検討されます。症状管理は医師との継続的なコミュニケーションが鍵です。

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