生理食塩水注入超音波(SIS)とは?
超音波画像診断は、高周波音波を利用して体内構造の画像を作成する医療検査です。生理食塩水注入超音波(Saline Infusion Sonography、通称SIS、または子宮腔超音波)は、女性の子宮内部を撮影する低侵襲の超音波検査です。
主な用途
- 不明出血の原因特定:子宮ポリープ、筋腫、子宮内膜異常、悪性腫瘍などの評価に有用です。
使用機器
- 細いトランスデューサー(探触子)を膣内に2〜3インチ挿入し、子宮や卵巣からの反射音波を記録します。膣内超音波(経膣超音波)として実施されます。
検査手順
- まず経膣超音波で子宮の初期画像を取得します。
- その後、トランスデューサーを取り外し、無菌の生理食塩水を子宮腔内に注入します。
- 再度経膣超音波で撮影し、膨張した子宮腔内を詳細に観察します。注入した食塩水は妊娠時の羊水に似ており、胎児の評価にも応用されます。
