頸部前方融合手術後の退院指示
退院時の注意点
- 自宅は目線の高さ以下に物を置くなど、首を大きく動かさずに手が届くように整えてください。頭上に手を上げたり、腰を曲げたりする動作は避けましょう。電源コードやラグなどつまずきやすいものは取り除いてください。
- 医師の許可が出るまで車の運転はできません。誰かに送迎を頼むか、公共交通機関を利用してください。車内では首を左右に動かせないため視界が制限されます。
- 激しい運動は控え、散歩程度の軽い活動で体力維持を心がけましょう。
回復期間の管理
- 医師の指示通りに薬を服用してください。ステロイド系抗炎症薬は手術部位を刺激し回復を遅らせる恐れがあるため、使用は避けます。
- 手術後約1週間はシャワーを浴びられません。その後は必要に応じてシャワーは可能ですが、浸かる入浴は禁じられます。
- 頸部カラーを装着し、頸部の創部を乾燥・清潔に保ちます。術中に頸部にチューブが留置されている場合は、チューブ周囲も清潔に保ちましょう。
- 術後は透明な液体から開始し、ミルクシェイクやスムージーなど徐々に粘度の高い飲み物へと移行します。
術後フォローアップ
- 医師の指示に従い、定期的に診察を受けてください。頸椎の融合状態を確認するためにレントゲン撮影が必要になることがあります。
- 発熱、創部の腫れ・悪臭、胸痛や呼吸困難などの異常が現れた場合は、直ちに医師へ連絡するか救急医療を受けてください。
