子宮内膜アブレーション後の回復ガイド
患者が自宅に戻ったとき
手術では子宮内膜を焼灼し、瘢痕組織を形成させて出血を抑えることが目的です。子宮全摘出術に比べて侵襲は小さいものの、外科手術であるため、術後に痛みや不快感が出ることがあります。数日間は点状出血や軽い分泌物がみられることが普通です。軽度の痙攣(子宮収縮)も起こりますので、医師から処方された鎮痛薬や、市販の痛み止めを使用してください。
全身麻酔や鎮静剤を使用した場合、覚醒時に吐き気を感じることがあります。症状が強い場合は医師に相談し、必要に応じて制吐薬を処方してもらいましょう。食事は無理をせず、クラッカーや水など消化に負担の少ないものから徐々に戻すことが大切です。
今後数日間の注意点
軽い痙攣以外の強い痛みや、数日以上続く発熱がある場合は感染の可能性があります。直ちに医師へ連絡してください。また、悪臭のある分泌物が出た場合も同様です。
術後すぐに普段通りの生活に戻りたくなるかもしれませんが、医師は通常、数日間は軽い活動にとどめるよう指示します。完全な寝たきりは必要ありませんが、術後の最初の数時間は足を高く上げて休むと回復が助かります。活動が増えて出血や分泌物が増える場合は、無理をしているサインですので、活動量を控えてください。
性行為は術後約2週間は控えるようにしてください。術後すぐのタンポン使用は避け、出血が続く場合は2週間以降に限り使用可能です。
以上のポイントを守り、異常があれば速やかに受診しましょう。
