閉経の症状と対処法
気分の変動
閉経期にはエストロゲンとプロゲステロンの分泌が減少し、ホルモンバランスが乱れます。エストロゲンは気分や感情の安定に関与しており、過剰なエストロゲンは不安を増大させ、逆に不足するとうつ状態になりやすくなります。慢性的なうつは放置すると危険です。
ホットフラッシュ(のぼせ)
ホルモンの変動により、頭部や胸部に熱感や圧迫感が生じます。発汗や心拍数の上昇、まれにめまいや失神が伴うこともあります。症状の長さや強さは個人差が大きく、数秒から1時間続くことがあります。
性交時の痛み
閉経に伴うエストロゲン低下で膣壁の潤いが減少し、粘液様の分泌が不足します。その結果、潤滑が不十分となり、性交時に不快感や痛みを感じやすくなります。また、性欲の低下も併発しやすく、満足度が低下しがちです。
感染症リスクの増加
エストロゲンが減少すると膣や外陰部の粘膜が薄くなり、外傷や感染に対する抵抗力が低下します。膣萎縮と呼ばれる状態が進行し、泌尿生殖系の疾患にかかりやすくなります。
症状の対処法
多くの症状はホルモン変化が直接の原因です。ホルモン補充療法(HRT)は有効な選択肢ですが、副作用もあるため専門医と相談が必要です。市販の膣用潤滑剤や保湿剤は膣乾燥の緩和に役立ち、性交前に使用すると快適さが向上します。
