グレープフルーツサイズの子宮筋腫と治療法
子宮筋腫は子宮にできる良性腫瘍で、月経時の過多出血、腹部膨満感、性交時の痛みなどの症状があります。サイズはグレープフルーツほどに大きくなることもあり、患者の生活の質を著しく低下させます。
SERM(選択的エストロゲン受容体調整薬)
ホルモン薬の一種で、筋腫を縮小させます。更年期状態を誘発せず、筋腫が再発しにくいとされています。
子宮動脈塞栓術(UAE)
外科手術を伴わない治療法で、ポリビニルアルコールなどのエミュルションを子宮動脈に注入し、筋腫への血流を遮断してサイズを減少させます。
筋腫摘出術(筋腫除去手術)
子宮を温存したまま筋腫だけを外科的に除去する手術です。将来的な妊娠の可能性が残ります。
GnRH アゴニスト
ゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)アゴニストは、更年期様状態を作り出し出血や貧血を抑えますが、骨粗鬆症のリスクがあるため治療期間は通常4か月以内に制限されます。治療終了後に筋腫が再発しやすい点に注意が必要です。
子宮全摘出術(子宮摘出)
子宮全体を外科的に除去する手術で、筋腫の再発は起こりませんが、妊娠は不可能になります。
