部分子宮摘出術と全子宮摘出術

子宮摘出術の種類

子宮摘出術は、女性の子宮を取り除く手術です。全子宮摘出術では子宮全体と子頸部を、部分子宮摘出術では子宮の上部のみを除去します。手術は腹部の5〜7インチの切開、膣から、腹腔鏡(3〜4箇所の小切開)、膣腹腔鏡、またはロボット支援手術で行われます。

子宮摘出術の主な適応

最も一般的な適応は子宮筋腫(良性腫瘍)です。その他、子宮や卵巣のがん、子宮内膜症、過多な膣出血、子宮脱、出産時の合併症などがあります。

手術に伴うリスク

血栓、感染、過出血、麻酔障害、泌尿器・膀胱・直腸の損傷、早発閉経、稀に死亡などが報告されています。

入院中の留意点

血栓予防のため早期の体動が重要です。平均入院期間は2〜3日で、鎮痛薬は静脈注射または経口で投与されます。尿の排出を助けるためカテーテルを使用することがあり、腸の動きが回復次第、通常の食事に戻ります。

術後の回復期間

回復には6〜8週間を要します。この期間は十分な休養と重いものを持ち上げないことが大切です。部分子宮摘出術では子頸部が残るため、定期的な子頸部細胞診(Papテスト)が必要です。全子宮摘出術で卵巣も除去した場合や、部分摘出術で卵巣への血流が低下した場合は、閉経が早まります。症状の対策は主治医と相談してください。

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