ペリメノポーズとは
閉経前の過渡期であるペリメノポーズは、女性の生殖期から閉経へ移行する重要な時期です。エストロゲンの減少に伴い、月経周期や体調に様々な変化が現れます。
いつ始まるのか
- ペリメノポーズは閉経の2〜8年前に始まり、平均的には40歳前後です。30代でも症状が出ることがあります。
- エストロゲンが低下することで月経周期が不規則になり、周期が長くなったり短くなったりします。
- ペリメノポーズの終了は、12か月連続で月経が無くなることをもって判定されます。
主な症状
- 月経不順、ホットフラッシュ、夜間の発汗
- 膣の乾燥・かゆみ、性交時の痛み
- 睡眠障害、気分の変動、集中力低下
- 体脂肪の増加や体重増加
これらの症状は他の疾患でも見られるため、必ず医師に相談し診断を受けましょう。
治療法
- 低用量の経口避妊薬(ピル)を使用することで、エストロゲンレベルを安定させ、ホットフラッシュや夜間の発汗を軽減できます。
- ペリメノポーズ中でも月経があるため妊娠の可能性があります。避妊目的でピルを使用することも推奨されます。
- 膣の乾燥による不快感には、市販の潤滑剤や保湿ジェルを使用すると効果的です。
合併症とリスク
- 骨密度の低下による骨粗鬆症のリスクが高まります。1日あたり1200mg以上のカルシウム摂取とビタミンDの併用が推奨されます。
- 冠動脈疾患のリスクも増加します。コレステロールや飽和脂肪の摂取を控え、バランスの取れた食事、定期的な運動、ストレス管理、血糖・血中脂質の管理が重要です。
早発閉経への配慮
- 40歳未満で閉経に至るケースは「早発閉経」と呼ばれ、卵巣摘出術や染色体異常が原因となることが多いです。
- 早発閉経の女性は、骨粗鬆症や心血管疾患のリスクが高くなるため、医師と連携し、適切な予防・治療を行うことが重要です。
