閉経後に現れる子宮筋腫の兆候と症状は?
子宮筋腫は子宮やその周辺にできる良性腫瘍で、閉経前はエストロゲンの影響で増大しますが、閉経後も症状が残ることがあります。以下に主な兆候と症状をまとめました。
疼痛(痛み)
子宮筋腫は骨盤部の痛みや性交時の痛みを引き起こすことがあります。腫瘍の位置によっては排便時に痛みが出ることもあります。また、腫瘍が内部臓器を圧迫することで、腰部の痛みを訴える女性もいます。
排尿障害
子宮壁に近い膀胱側に筋腫ができると、膀胱が圧迫され、尿が出にくくなる、頻尿になるといった症状が現れます。筋腫が大きくなるほど圧迫が強くなるため、排尿に違和感を覚えることがあります。
閉経後の変化
エストロゲンの分泌が減少する閉経後は、子宮筋腫は縮小する傾向があります。そのため、多くの女性は症状が軽減しますが、縮小が不十分な場合は残存症状が続くことがあります。
がん化リスク
子宮筋腫が悪性化するケースは極めて稀です。ただし、定期的な検診で腫瘍の大きさや形状をチェックし、異常がないか確認することが重要です。ほとんどの筋腫は単一の平滑筋細胞から増殖した単クローン性です。
リスクが高い女性像
子宮筋腫は45歳未満の女性の約70%にみられ、白人女性の約25%、黒人女性の約50%が症状を訴えます。肥満の方は発症リスクが高く、出産経験や喫煙はある程度保護的要因とされています。
