子宮脱出(子宮脱)に効くケーゲル運動
ケーゲル運動で子宮脱出を予防・改善
閉経後の女性は、骨盤底筋が弱くなることで子宮脱出(子宮が膣内に下がる状態)を起こしやすくなります。特に経産婦はリスクが高く、エストロゲン減少や出産時の損傷、重力の影響などが要因となります。
軽度の子宮脱出は治療が不要なこともありますが、症状が不快感や生活の支障を来す場合は、骨盤底筋を強化するケーゲル運動がシンプルで有効です。
骨盤底筋は排尿・分娩・性交時に働く筋肉で、ケーゲル運動はこの筋肉を意識的に収縮させることで、尿漏れの予防・改善にも役立ちます。男性にも効果があります。
ケーゲル運動は特別な道具や場所を必要とせず、いつでもどこでも行えます。尿を止めようとする感覚で、骨盤底筋を締め、数秒間保持した後、ゆっくりと緩めます。
具体的なやり方
1. 骨盤底筋を収縮させ、5〜10秒間キープする。
2. ゆっくりと筋肉を緩める。
3. これを1回とし、10回繰り返す。
1日4回、毎回10回のセットを行うと、子宮脱出の予防につながります。
正しく行うと、筋肉が上方向に持ち上がる感覚があり、緩めたときに下がります。回数を重ねるほどその感覚ははっきりします。
注意点
排尿中に行うのは避けてください。途中で尿を止めると、逆に骨盤底筋を弱め、尿路感染や膀胱の残尿を引き起こす恐れがあります。
運動をやめると筋肉は再び弱くなり、子宮脱出が再発します。継続することで骨盤底筋が強化され、分娩や性的快感の向上にも寄与します。正しいやり方が分からない場合は、遠慮せず医師や専門家に相談しましょう。
