骨盤内炎症性疾患(PID)は卵巣に影響しますか?

骨盤内炎症性疾患(PID)と卵巣への影響

骨盤内炎症性疾患(PID)は、子宮や卵管だけでなく、感染が卵巣へ広がることがあります。感染が卵巣に及ぶと、炎症による瘢痕(はんこん)が形成され、卵巣機能が低下することがあります。

瘢痕化がもたらすリスク

卵巣の瘢痕化は、卵子の成熟や排卵に支障をきたし、不妊の原因となることがあります。また、卵巣組織が損傷すると、慢性的な疼痛やホルモンバランスの乱れが生じることもあります。

卵巣膿瘍の可能性

まれにPIDが卵巣膿瘍を引き起こすことがあります。卵巣膿瘍は卵巣内に膿がたまる状態で、放置すると膿が血流に乗って全身に広がり、敗血症という生命に関わる感染症を引き起こす危険があります。

症状としては、激しい腹痛、発熱、悪寒などがあり、早期の診断と抗菌治療が不可欠です。重症例では外科的に膿を排除する手術が必要になることもあります。

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