テロゲンとアノゲンの髪の違いとは

髪は外見や個性を表す重要な要素です。毛髪の成長サイクルは、成長期(アナゲン)と休止期(テロゲン)の二つの段階で構成されています。両者のバランスが保たれることで健やかな毛髪が維持され、テロゲン期が優位になると脱毛が進行します。

毛髪成長サイクル

毛髪はアナゲン、カタゲン、テロゲンの三段階を経てサイクルを繰り返します。アナゲンは毛が伸びる活発な期間で、2〜6年続きます。カタゲンは成長と休止の中間期で、数週間で毛髪の成長が止まります。テロゲンは休止期で、2〜3か月続き、その後再びアナゲンに移行します。

健康な頭皮の特徴

頭皮には約10万本の毛包があり、通常は90%がアナゲン期、残りの10%がテロゲン期にあります。年齢と遺伝によりアナゲン期の長さは変わり、子どもは成人よりも毛髪の成長が速いです。テロゲン期の毛は自然に抜け落ちますが、全体の10%程度なので、総合的には毛髪が増えている状態です。

アナゲン毛とテロゲン毛の違い

  • アナゲン毛:毛幹が長く、毛包は皮下組織深くまで伸び、真皮乳頭や皮脂腺が発達しています。メラニンが多く、色が鮮やかで光沢があります。
  • テロゲン毛:毛幹が短く、毛包は小さく腺が退縮しています。メラニンが少なく、色がくすみがちで、毛根が弱いため抜けやすいです。

脱毛治療と毛周期

毛髪移植は、抜け毛部位に健康な毛包を移す手術です。移植に使用する毛包はアナゲン期のものが望ましく、成長が早く結果が早く現れます。一方、テロゲン期の毛包を移植した場合は、数か月後にアナゲン期へ移行するため、効果が遅れます。

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