心筋梗塞の症状が出たときの対処法
米国心臓協会によると、1日あたり約900人が心筋梗塞で亡くなっています。主な症状は胸の痛み、左腕から首にかけてのしびれや痛み、吐き気、めまい、失神、そして胸部上部(胸骨下部)の圧迫感です。これらの症状が現れたら、迅速に適切な処置を行うことが生存率を高めます。
1. ただちに 911 に通報する
- 症状が一つでも現れたらすぐに 911 に電話し、正確な住所を伝えてください。救急隊が到着するまで、電話を切らずに待機しましょう。
2. 薬剤の投与
- 症状が出たらすぐに、嚙んで飲み込めるアスピリン(通常 325 mg)を服用させます。アスピリンは血液をサラサラにし、心臓への負担を軽減します。
- 医師から硝酸薬(ニトログリセリン)の処方を受けている場合は、指示通りに使用してください。
3. 患者を落ち着かせる
- 患者を楽な姿勢で横に寝かせ、できるだけリラックスさせます。過度な興奮は心拍数を上げ、心臓に余計な負担をかけます。
4. 衣服を緩める
- 可能な限り衣服を緩め、または取り除きます。救急隊が心電図の電極を装着したり、静脈に薬剤を投与しやすくなります。
- プライバシー保護のため、薄いシートやブランケットで軽く覆っておきましょう。
5. 心肺蘇生(CPR)を実施する
- 患者が意識不明の場合は、すぐに胸骨圧迫を始めます。CPR のやり方が分からないときは、911 のオペレーターが指示してくれます。
6. やってはいけないこと
- 患者が「心筋梗塞ではない」と主張しても、症状を軽視しないでください。症状は自然に消えることはなく、放置すれば致命的です。
- 薬以外の食べ物や飲み物を与えないでください。嘔吐した場合、誤って吸い込む危険があります。
