男性と女性の心血管疾患の違い
心血管疾患は男女ともに死亡原因の第一位です。実際、毎年心臓病で亡くなる女性の数は男性を上回っています。幸い、心臓病は予防可能です。定期的な運動や適正体重の維持、禁煙がリスク低減に効果的です。
原因
心臓病は、コレステロールがプラークとなって動脈壁に蓄積し、血流と酸素供給が阻害されることで起こります。男性ではプラークが主に1~2箇所に集中しやすく、大きな冠動脈が狭くなる傾向があります。一方、女性は動脈全体に細かくプラークが広がりやすく、比較的小径の冠動脈に閉塞が見られます。
死亡率
ベバリー・ローレル医師によると、過去25年間で男性の心血管死亡率は減少している一方、女性は上昇しています。女性は男性より約10年遅くに心筋梗塞を起こすことが多く、その時点では疾患が進行し体の回復力も低下しています。2004年の全国調査では、医師の5人に1人しか「女性の方が心臓病での死亡数が多い」ことを認識していませんでした。この認識不足が、心筋梗塞後の適切な治療が受けられにくい原因となり、死亡率の上昇につながっています。
症状
胸の圧迫感は男女共通の代表的な症状です。しかし、女性は息切れ、顎の痛み、倦怠感、吐き気、頭痛など、非典型的な症状を訴えることが多いです。
