右側うっ血性心不全のサインと症状
うっ血性心不全(CHF)は、心臓が血液を十分に送り出せない重篤な状態です。糖尿病、未治療の高血圧、アルコール乱用、甲状腺疾患などが原因となります。右側CHFは、右心室のポンプ機能が低下し、血液が体の静脈に逆流することで起こります。症状に気付いたら速やかに医療機関へ相談してください。
むくみ(浮腫)
- 右側CHFの代表的な症状は、足首や足、脚に見られるむくみです。心臓への血液還流が減少し、余分な水分が組織にたまります。また、腎臓のナトリウム・水分排泄機能が低下し、むくみが悪化します。指で押すと凹みが数分残る「凹み性浮腫」が特徴です。凹み性でないむくみはCHFではありませんが、肝臓や腎臓の病気でも凹み性浮腫が生じることがあります。
体重増加
- 右心室のポンプ力低下に伴う体液貯留は、体重増加を招きます。CHF患者は毎日の体重測定が推奨され、体液量の変化を把握します。体重増加は症状の一つであり、肥満は糖尿病などを通じてCHFを悪化させます。
疲労感・運動耐容能低下
- 血液循環が不十分になると、筋肉や臓器への酸素・栄養供給が減少し、疲れやすくなります。運動時に息切れが起こり、通常の歩行でも疲労を感じることがあります。活動を中止すれば呼吸困難は改善します。
食欲不振
- 体液が消化器官に滞留すると、満腹感が早く得られ、実際に食べていなくても食べ過ぎたように感じます。1回の食事量を減らし、1日数回に分けて少量ずつ摂ることが推奨されます。
