心臓アミロイドーシスの治療法
心臓アミロイドーシス(アミロイド心疾患、老年性アミロイドーシス、硬直心症とも呼ばれる)は、アミロイドタンパク質が心筋に沈着することで起こります。治療は基礎疾患や症状の重症度に応じて選択されます。
不整脈への対処
- アミオダロン、ジゴキシン、イブタルイド、β遮断薬、カルシウム拮抗薬などが使用されますが、重篤な副作用が出やすいため慎重に投与します。
血流改善薬
- 血管拡張薬、長時間型ニトロ化合物、アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE阻害薬)などで心臓の血流を改善し、血液を薄める効果があります。
水分・塩分管理
- 塩分と水分の摂取制限が必要です。体内に余分な水分がたまった場合は、利尿薬で除去します。
家族性心臓アミロイドーシス
- 遺伝性タイプは肝臓で異常タンパク質が産生されます。根本的な治療としては肝移植が唯一の選択肢とされています。
心臓移植
- 症状が重篤な場合、心臓移植が検討されます。ただし、原発性アミロイドーシス(他疾患に起因しない)では他臓器にも影響が及ぶため、適応が制限されます。
その他の治療オプション
- ペースメーカー、化学療法、ステロイド系抗炎症薬(例:プレドニゾン)、植込み型除細動器(ICD)などが使用されることがあります。
