ジゴキシンの用途と作用

機能

ジゴキシンは細胞内のナトリウム濃度を上昇させ、その結果心筋細胞内のカルシウム濃度が増加します。カルシウムが増えることで心拍リズムの調整が促進されます。

使用目的

主にうっ血性心不全や、心臓が十分な血液を全身へ送り出せない状態の治療に用いられます。また、心房細動という上室の不整脈にも有効です。

製剤の種類

ジゴキシンは注射剤と経口剤の両方が市販されています。

併用薬・投与量の考慮点

通常は利尿薬やアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬と併用されます。投与量は年齢、体重、腎機能、全身状態など個人差が大きく、医師が個別に調整します。

使用上の注意

胎児への影響が不明なため、妊娠中の使用は安全な代替薬がない場合に限られます。低カルシウム血症、低酸素血症、甲状腺疾患、心筋梗塞、制限性心筋症、洞不全症候群、WPW症候群、高カリウム血症、腎疾患、心房細動以外の不整脈などの既往がある方は、使用が制限されることがあります。

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