喫煙が血管疾患に与える影響
喫煙は多くの血管疾患の原因・悪化要因となります。血管が硬化し、四肢への血流が阻害され、危険な動脈瘤や末梢動脈疾患を引き起こすことがあります。血管の健康が気になる方は、禁煙のメリットについて医師に相談しましょう。
血管疾患とは
クリーブランド・クリニックによると、血管疾患は循環系に影響を与えるあらゆる状態を指します。心臓から血液を送り出し、全身へ戻す動脈と静脈のネットワークです。
喫煙と動脈
長期の喫煙者は動脈が詰まりやすくなります。米国科学健康評議会の報告によれば、喫煙は動脈壁を損傷し、血管が硬化(動脈硬化)します。この結果、脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まります。
喫煙と四肢の血流
インターベンショナル・ラジオロジー学会は、喫煙が四肢への血流を減少させ、血管が閉塞する可能性があると指摘しています。特に足の筋肉へ十分な血液が届かず、痛みや最悪の場合は切断につながります。
喫煙と末梢動脈疾患(PAD)
末梢動脈疾患は心臓や脳以外の血管に障害が起こる病態です。アメリカ心臓協会は、喫煙者はこの疾患を発症するリスクが「特に高い」ことを報告しています。
喫煙と動脈瘤
Journal of Neurosurgery に掲載された研究によれば、喫煙者は動脈瘤ができやすく、破裂しやすいことが分かっています。破裂すれば内部出血を起こし、致命的になる可能性があります。
医師に相談しましょう
血管疾患を抱えていて喫煙の影響が心配な場合は、必ず医師に相談してください。喫煙の危険性を説明し、禁煙プランやニコチン代替療法(ニコチンガムなど)を提案してくれます。
