心臓病患者のための健康的な食事ガイド

心臓病と診断された方は、健康的な生活習慣を続けることが重要です。食事選びひとつで、病状の進行を防ぎ、長く生きる可能性が大きく変わります。厳しい制限食に縛られる必要はありません。美味しく楽しみながら、心臓に優しい食事を実践できます。

事実

心臓病は米国での死亡原因ナンバーワンです。その主な原因は不健康な食生活にあります。近年、脂っこい揚げ物や加工食品が普及し、手軽さを求めて栄養バランスの取れない食事が増えています。

バランスの取れた食事

塩分、飽和脂肪酸、トランス脂肪酸の摂取を控えることは心臓病患者にとって基本です。しかし、全ての食品群から適度に摂取することが大切です。脂質も含め、各食品群をバランスよく選び、過食を避ける「適量」を心がけましょう。

心臓に良い食品

米国心臓協会が推奨する、心臓病患者に適した食品は次の通りです。

  • フルーツ:新鮮、冷凍、缶詰すべて可(無糖・無塩が望ましい)
  • 野菜:新鮮または冷凍のものを選び、ソース付きは避ける。缶詰は無塩か、使用前にしっかり洗う。
  • 肉・魚:皮なし鶏肉・七面鳥、低脂肪の牛・豚・ラム、無塩の缶詰ツナやサーモン、パン粉なしの魚(冷凍可)
  • 乳製品:低脂肪・無脂肪ミルク、カッテージチーズ、低脂肪またはパートスキムチーズ、ヌーベシャテルチーズ
  • 炭水化物:全粒穀物、オートミール、玄米、パスタ、芋類、手作りパン、マッツァ、ピタブレッド、トーストなど
  • 調理用油:カノラ油、オリーブ油、綿実油、コーン油、サフラワー油、ピーナッツ油、大豆油、ヒマワリ油など

避けるべき食品

心臓に負担をかける食品も明確にあります。以下は控えるべき代表例です。

  • 全脂乳、赤身肉、加水分解油(トランス脂肪酸含有)
  • ホットドッグ、ハンバーガー、砂糖入り飲料・菓子類
  • 揚げ物、アイスクリーム、チップス、ペストリー、パイ、クッキー
  • 加工食品、硬いマーガリン、高ナトリウム食品

具体的な食事プランは医師や栄養士と相談し、個々の状態に合わせて作成してください。

運動

食事だけでなく、定期的な運動も心臓の健康に不可欠です。医師は週に5〜7日、30〜60分の有酸素運動を推奨しています。ウォーキング、ジョギング、スイミング、サイクリング、ローイング、ロッククライミング、ハンドボールなどが効果的です。運動を始める前に必ず医師と相談し、無理のない強度から徐々に負荷を上げていきましょう。

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