メイクアップエアユニットと空気処理ユニット(AHU)の違いとは?

メイクアップエアユニット(MAU)

メイクアップエアユニットは、建物から排出された空気を補うために設計された装置です。排気ファンや厨房フードなどで失われた外気を取り込み、建物内部の温度に合わせて加熱または冷却し、ダクトを通して各部屋に供給します。補給がないと負圧が生じ、以下のような問題が発生します。

  • 暖房器具や給湯器の逆流(バックドラフト)
  • 換気効果の低下
  • 外部からの隙間風の増加
  • エネルギーコストの上昇

空気処理ユニット(AHU)

空気処理ユニットは、温度・湿度・空気品質を総合的に管理する装置です。加熱・冷却に加えて、次のような機能を持ちます。

  • フィルタでほこりや花粉などの粒子を除去
  • 除湿または加湿
  • 外気の導入・排出
  • 風量の調整

主にオフィス、学校、病院などの大規模施設で、室内環境を精密に制御する必要がある場合に使用されます。

主な違い

項目 メイクアップエアユニット 空気処理ユニット(AHU)
主な機能 排気された空気の補給 温度・湿度・空気品質の総合管理
典型的な適用先 住宅や小規模事業所など比較的小さな建物 オフィス、学校、病院など大規模建物
機能構成 加熱/冷却、供給ファン 加熱/冷却、除湿/加湿、フィルタ、外気導入、風量制御など

建物の規模や空調・換気の要求度合いに応じて、MAUとAHUのどちらを導入すべきか選択します。小規模でシンプルな換気が必要な場合はMAUで十分ですが、広い空間で高い環境制御が求められる場合はAHUが適しています。

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