帯状疱疹後遺症としての痛み(帯状疱疹後神経痛)

帯状疱疹が発症すると、皮疹が治まった後も慢性的な痛みが続く「帯状疱疹後神経痛(PHN)」になることがあります。痛みは非常に強く、治療が難しい場合も多いです。

診断

帯状疱疹後神経痛は、帯状疱疹の発疹が治癒した後も続く痛みとして定義されます。症状は数週間から数か月、さらには数年にわたって続くことがあります。

症状

  • 患部の激しい疼痛
  • 触覚過敏(軽い刺激でも痛みを感じる)
  • 温度感覚の変化、かゆみ、しびれ
  • 頭痛などの全身的な症状

合併症

筋肉の神経が影響を受けると、該当部位の筋力低下や機能喪失が起こることがあります。

治療法

PHNの管理には多様な薬剤が用いられます。代表的なものは以下の通りです。

  • 三環系抗うつ薬や抗てんかん薬
  • リドカインやカプサイシンなどの外用薬
  • ステロイド注射
  • 電気神経刺激(TENS)などの物理療法

予防策

帯状疱疹ワクチンの接種は、PHNを含む帯状疱疹の合併症リスクを低減します。また、帯状疱疹治療中にステロイドを併用することで、PHNの発症リスクを下げられる可能性があります。

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