眼帯状疱疹の治療法と合併症の対策
帯状疱疹の一般的な治療
帯状疱疹の主な治療は、抗ウイルス薬(アシクロビル、バラシクロビル、ファムシクロビル)とコルチコステロイドの併用です。抗ウイルス薬はウイルスそのものに作用し、コルチコステロイドは炎症を抑えて神経障害を軽減します。この組み合わせは疼痛緩和にも効果的です。
眼への帯状疱疹(眼帯状疱疹)
眼に帯状疱疹が波及した場合も、基本的な治療は全身と同様に抗ウイルス薬とコルチコステロイドです。ただし、眼症状がある場合は眼科専門医への紹介が必要です。特に鼻側に発疹が出ると眼帯状疱疹のリスクが高まります(メリーランド大学医療センター報告)。
合併症
眼帯状疱疹の主な合併症は、結膜炎や膿・粘液の分泌、エピスクリラ炎、角膜炎(ケラト炎)、前部ぶどう膜炎(前房炎)などです。重症例では視力低下や失明に至ることもあります。
合併症の治療
角膜炎などの合併症は、抗ウイルス薬とコルチコステロイドで対処できることが多いですが、必要に応じて人工涙液で角膜表面を保護したり、局所ステロイド点眼薬や散瞳薬を使用します。角膜感覚障害が残った場合は外科的治療が検討されます。また、炎症の部位や原因に応じて、二次的な感染症や他の眼疾患に対する別途治療が行われます。
