タバコが血圧に与える影響と禁煙の効果

たばこは肺がんや肺気腫など多数の健康リスクと結びついていますが、心臓疾患や高血圧といった比較的知られていない影響もあります。本稿では、喫煙が血圧に与える具体的なメカニズムと、禁煙がもたらす健康効果について解説します。

ニコチン

  • たばこに含まれるニコチンは血管を収縮させ、一時的に血圧と心拍数を上昇させます。

重要性

  • 喫煙自体が直接高血圧を引き起こすわけではありませんが、既存の血圧上昇を悪化させ、関連疾患の進行を早めます。

リスクの増大

  • Mount Sinai Medical Center の報告によると、すでに高血圧の人が喫煙すると、冠動脈疾患のリスクは、喫煙と高血圧それぞれのリスクを単純に足し合わせた以上に高くなります。

一酸化炭素

  • たばこに含まれる一酸化炭素は血液中の酸素量を減少させます。これに心拍数と血圧の上昇が加わると、不整脈などの心拍異常が起こりやすくなります。

禁煙の効果

  • メリーランド大学医学部のエリヤ・ソーンダース医師によれば、喫煙者が禁煙すると心臓病リスクが約65%低減するとされています。

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