ヒドロクロロチアジド(塩酸ヒドロクロロチアジド)の注意点と副作用

作用

ヒドロクロロチアジドは主に高血圧の治療に用いられますが、血圧を根本的に治す薬ではありません。利尿作用により余分な水分と塩分を体外へ排出し、むくみの改善や心臓病患者の負荷軽減に役立ちます。また、糖尿病性尿崩症や電解質異常、血中カルシウムが高い場合の腎結石予防にも使用されます。

一般的な副作用

最も頻繁に報告されるのは頻尿です。利尿薬であるため、服用開始後数週間は尿量が増えるのが普通です。その他、筋力低下や痙攣、喉の渇き、腹痛、吐き気、下痢、頭痛、食欲不振、脱毛などが現れることがあります。カリウム低下や血圧低下、めまいも起こり得ますので、症状が重い場合は医師に相談してください。

重篤な副作用

稀ですが、以下の症状が出た場合は直ちに受診が必要です。

  • 発熱を伴う喉の痛み
  • 異常な出血やあざ
  • 皮膚の重篤な発疹や剥離
  • 呼吸困難や嚥下困難

警告

ヒドロクロロチアジドを処方された場合、以下の点に注意してください。

  • スルファ薬に対するアレルギーがあるかどうか医師に伝える
  • 服用中の市販薬や処方薬(特に降圧薬や非ステロイド性抗炎症薬)をすべて報告する
  • 糖尿病、痛風、腎臓・肝臓・甲状腺・副甲状腺の疾患がある場合は必ず医師に知らせる
  • 妊娠中または妊娠予定がある場合は速やかに医師に報告する
  • 手術前には必ず使用していることを医療スタッフに伝える

注意事項

服用中に眠気やめまいを感じたら、運転や機械操作は控えてください。アルコールは眠気を増強することがあります。また、光感受性が高まることがあるため、長時間の日光浴は避け、日焼け止めを使用しましょう。

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