血圧機の読み方

血圧測定の重要性

血圧を定期的に測定することは、健康維持に欠かせません。高血圧の方は心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患リスクが高まります。毎日血圧をチェックすれば、血圧が上昇傾向にあるか、危険な状態かを早期に把握できます。また、医師は血圧降下薬の効果を確認でき、生活習慣の改善に取り組むモチベーションにもなります。

アネロイド式血圧計(手動血圧計)は、家庭で手軽に使用でき、測定結果も見やすいのが特徴です。

必要なもの

  • アネロイド式血圧計(聴診器付き)

測定手順

  1. 腕を水平な面に置き、肘の内側が上を向くようにします。聴診器のダイヤフラム(平らな円盤)を肘の曲がり目のすぐ外側に当てます。正しい位置に当てないと脈音が聞き取りにくく、正確な測定ができません。数回試して最適な位置を見つけましょう。

  2. ダイヤフラムの上に血圧用カフを掛け、ベルクロでしっかりと腕に固定します。静かな場所で測定し、特に聴覚に不安がある場合は周囲の音を減らしてください。

  3. 聴診器のイヤーピースを耳に装着し、ハンドポンプを素早く握り絞ってカフを膨らませます。ゲージの針が200〜250 mmHgを超えるまで空気を入れ、脈音が聞こえなくなるまで続けます。

  4. ポンプ上部の小さな調整ノブをゆっくりと回し、カフの圧力を徐々に抜いていきます。放出は極めてゆっくり行わないと測定値が乱れます。

  5. 脈音が再び聞こえてきた瞬間のゲージの数値を記録します。これが収縮期血圧(心臓が収縮しているときの圧力)です。

  6. さらに空気を抜き続け、脈音が完全に消えるまで待ちます。最後に聞こえた脈音が止まったときの数値を記録します。これが拡張期血圧(心臓が拡張しているときの圧力)です。

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