ベータブロッカーの作用と機能とは?
特徴
高血圧は心臓発作、心不全、脳卒中、腎臓病などの重大なリスクを高めます。血圧は血圧計で測定され、上の数値(収縮期)は心臓が血液を送り出すときの圧力、下の数値(拡張期)は心臓が安静時の圧力を示します。
事実
55歳以上の人、糖尿病患者、肥満の方は高血圧になりやすいですが、誰でも発症します。症状がほとんどなく、140/90 mmHg 以上の測定が3回以上続くと診断されます。正常血圧は130/85 以下、理想は120/80 以下です。ステージ1(軽度)は140-159/90-99、ステージ2(中等度)は160-179/100-109、ステージ3(重度)は180/110 以上です。
タイプ
高血圧は「本態性(原発性)高血圧」と「続発性高血圧」の2種類に分かれます。全体の95%は本態性で、食事や運動など生活習慣の改善でコントロールしやすいです。残りの5%は腎臓や副腎の疾患、薬物乱用などが原因の続発性です。
歴史
ベータブロッカーは1960年代に登場し、米国で最も処方される降圧薬のひとつです。心筋細胞のβ受容体に結合し、心拍出量を抑制します。これにより、アドレナリンによる心拍数・収縮力の上昇や血管収縮、ナトリウム・水分の保持が抑えられ、血圧が正常範囲に保たれます。
機能
ベータブロッカーは心血管全体に作用し、狭心症や不整脈の治療にも用いられます。薬剤で心拍数が低下すると、末梢血管が収縮し、手足が冷たく感じることがあります。
注意点
気道収縮を起こすことがあり、喘息患者には危険です。糖尿病、肝臓・腎臓疾患、うっ血性心不全などの既往がある場合は医師と相談が必要です。また、運動耐性低下、睡眠障害、悪夢、倦怠感、時に勃起不全などの副作用が報告されています。
