収縮期血圧が高くなる原因とは
米国国立衛生研究所(NIH)によると、65歳以上の米国人の3分の2以上が高血圧と診断されています。年齢とともに収縮期血圧が上昇しやすく、生活習慣の改善や医師の指示に従った薬物療法でコントロールできます。
診断基準
血圧測定で最初に示される数値が収縮期血圧です。2回以上、140 mmHg 以上の測定結果が出た場合に高収縮期血圧と診断されます。
収縮期血圧の役割
収縮期血圧は、心臓が血液を全身へ送り出す際に必要な力を示す指標です。定期的な健康診断で測定され、全身の健康状態を把握する重要なバロメーターとなります。
動脈硬化(血管の硬化)
加齢に伴い血管壁が硬くなり、血液を送り出すために心臓がより大きな力を必要とします。米国心臓協会(AHA)は、これが高収縮期血圧の主な原因と指摘しています。
肥満
肥満は収縮期血圧上昇のリスク因子です。特にウエスト周囲径は、子どもから大人まで高血圧の予測指標として有効です。
腎性高血圧(腎臓性高血圧)
メイヨークリニックによれば、腎臓の血管が硬化・狭窄することで起こる腎性高血圧は、二次性の高収縮期血圧の代表的な原因です。
副腎腫瘍
稀な原因として、副腎に腫瘍ができるとホルモン分泌が過剰になり、血圧が上昇します。
メタボリックシンドローム
インスリン抵抗性を伴うメタボリックシンドロームは、収縮期血圧の上昇だけでなく、糖尿病発症リスクも高めます(NIH)。
対策と治療
生活習慣の見直し(減塩、適度な運動、体重管理)と、医師の処方する降圧薬の適切な使用が、血圧コントロールの基本です。
