最も豊富で生物学的に活性な女性ホルモンはどれですか?

女性性ホルモンは体の成長や生殖に不可欠で、ライフステージごとに産生量と働きが変化します。

ホルモンの種類

  • 下垂体前葉が分泌するプロラクチン。
  • 卵巣が産生するエストロゲン(エストラジオール、エストロン、エストリオール)とプロゲステロン系(プロゲステロン、プロゲステン類)。

主な機能

  • プロゲステロン:妊娠の維持に必須。
  • プロラクチン:乳腺の発達と乳汁分泌を刺激。
  • エストロゲン:女性体の成熟、月経周期の調節、乳房発達、胎児の成長、気分の安定など多様な役割を担う。

乳児期・幼児期

出生直後は母体からのエストロゲンが乳房発達を促すが、最も豊富なのはプロラクチンです。幼児期はホルモン産生が少なく、6歳から11歳頃はプロゲステロンの活性がプロラクチンやエストラジオールを上回ります。

思春期以降

生殖可能年齢の女性では、プロゲステロンが最も豊富な性ホルモンとされています(David Gardner 医師・Francis Greenspan 医師のデータ)。

妊娠中

妊娠期間中に最も多く分泌されるホルモンはプロゲステロンとプロラクチンです。妊娠が進むにつれて濃度は徐々に上昇し、出産直前にピークに達します。

閉経期

エストロゲン(エストラジオール、エストロン)の産生は大幅に減少します。この時期はプロゲステロンが最も豊富で、生物学的に最も活性の高い女性ホルモンとなります。

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