女性におけるテストステロン検査
検査が行われるタイミング
医師は、性欲低下、不妊、下垂体・視床下部の異常、多毛症(異常な毛髪増加)、男性化(女性に男性的特徴が現れる)、卵巣や副腎の腫瘍、または多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)などが疑われる場合に、テストステロン検査を指示することがあります。
検査の方法
テストステロンは血液中に存在するため、血液検査が必要です。通常は手の甲や肘の内側から採血します。幼児の場合は、ランセットで皮膚を軽く刺して血液を採取します。
結果の解釈
検査結果は医師が説明します。女性の正常範囲は 20〜80 ng/dL(ナノグラム/デシリットル)とされており、これを外れると異常と判断されます。
治療法
テストステロン値が高い女性には、経口避妊薬やホルモンデバイスなどでホルモン調整が行われます。併せて、糖質や精製炭水化物の摂取を減らす食事療法も有効です。
豆知識
2009年8月24日付『Proceedings of the National Academy of Sciences』に掲載された研究によると、テストステロン値が高い女性は、トレーディングや投資銀行などリスクの高い職業を志向する傾向があることが示されています。
