甲状腺機能低下のサインと症状
甲状腺は喉仏のすぐ下に位置し、代謝を調整するホルモンを分泌します。ホルモンの分泌が不足すると甲状腺機能低下症(甲状腺低下症)となり、症状は数年かけて徐々に現れます。症状が疑われる場合は血液検査で甲状腺ホルモン値を測定し、正式な診断が行われます。
関節痛
関節痛は様々な疾患でも起こりますが、他の甲状腺機能低下症の症状と併発している場合は血液検査で原因を特定します。全身の関節に痛みが出ることがあります。
体重増加
食事や薬の影響がないにもかかわらず体重が増えるのは、甲状腺が十分に働いていないサインです。代謝が低下し、消費カロリーが減少するために起こります。
筋力低下
筋肉の衰弱は加齢と勘違いされがちですが、他の症状と合わせて評価すると甲状腺機能低下が原因である可能性があります。
倦怠感
だるさや疲労感は甲状腺ホルモンが不足しているときに典型的に見られる症状です。
爪や髪のもろさ
爪が割れやすくなる、乾燥した皮膚や髪のもろさは、甲状腺ホルモン不足によるホルモンバランスの乱れが影響しています。
便秘
便通が悪くなるのも甲状腺機能低下の一つのサインです。他の疾患でも起こりますが、原因不明の便秘は血液検査で確認しましょう。
顔のむくみ
甲状腺の異常により顔が腫れやすく、むくみが出ることがあります。
抑うつ・イライラ
倦怠感や代謝低下に伴い、イライラやうつ状態が現れることがあります。これも甲状腺機能低下が関与している可能性があります。
早期に血液検査で診断し、適切な治療を受けることで症状の改善が期待できます。
