唾液ホルモン検査の手順とポイント

採取タイミングと唾液の取り扱い

食事の約1時間前に唾液サンプルを採取してください。食べ物に含まれる酵素や、口内で分泌される消化酵素はホルモン測定に影響を与えることがあります。食べ物が必要な場合は、オーブンや煮込み鍋で調理中の料理の香りを利用したり、水を飲んで唾液の分泌を促すと良いでしょう。起床直後は唾液分泌が低下しているため、着替えや入浴後に採取することをおすすめします。

ホルモン治療の影響

外用薬やトローチ(舌下錠)でホルモンを補充している場合、検査前に使用を中止してください。外用薬は最後の使用から12時間、トローチは36時間の間隔を空けます。たとえば、翌朝に検査を行うなら、当日18時以降に外用クリームを使用しないようにします。これにより体内の補充ホルモンが排除され、自己分泌ホルモンだけが測定できます。

性別と生理周期の考慮

外用薬やトローチは男女ともに検査結果に影響を与えるため、使用している場合は上記の中止期間を守ってください。月経中の女性は、検査を行うタイミングが限られます。生理周期の19日目から21日目の間に採取すると安定した結果が得られます。男性や閉経後の女性(ホルモン補充をしていない場合)は、特に日付を問わず実施可能です。

ホルモン避妊薬(ピル、パッチ、インプラントなど)を使用している女性は、通常通り使用した状態で検査して構いません。ただし、使用している避妊薬の種類と投与量は医師や検査担当者に伝えてください。正確な解析に必要です。

カラーコードの重要性

唾液採取用のチューブやストリップには色分けがされています。これは採取した時間帯を示すためで、ホルモンは1日の中で変動します。色を取り違えると結果が大きくずれる恐れがあるため、必ず指示通りに管理してください。

冷凍保存のポイント

自宅で採取し、すぐに郵送できない場合はサンプルを冷凍庫で保存してください。低温により唾液とホルモンの分解が抑えられ、検査精度が保たれます。

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