エストロゲン優性(エストロゲン過剰)の症状と対策
エストロゲン優性(エストロゲン・ドミナンス)とは、女性の体内でエストロゲンが過剰になり、プロゲステロンとのバランスが崩れた状態を指します。エストロゲンは毎月子宮内膜を形成し、体脂肪の蓄積を促進しますが、プロゲステロンはその脂肪をエネルギーに変換します。更年期によるホルモン変動に加えて、食物繊維の不足や環境毒素の吸収などもエストロゲン優性を引き起こす要因です。
エストロゲン優性とは
- 自然プロゲステロンに関する最初の著書で、故ジョン・リー博士が「エストロゲン優性」という言葉を提唱しました。エストロゲンが低くても、プロゲステロンが不足すればエストロゲン優性の症状が現れるとされています。
主な副作用
- 乳房の張り、体重増加、むくみ、頭痛や片頭痛、不規則な出血など、エストロゲンとプロゲステロンのバランスが崩れると様々な症状が出ます。
慢性的なエストロゲン優性のリスク
- 放置すると不妊、子宮内膜症、過多出血、月経欠乏、子宮筋腫、さらには心疾患やがんのリスクが高まります。
がんリスクの具体例
- エストロゲン優性は子宮体がん、子宮がん、乳がんの発症率を上げます。また、線維嚢胞性乳疾患の増殖にも関与します。
その他の症状
- 脱毛、性欲低下、ドライアイ、思考のぼんやり感、胆嚢疾患、全身性エリテマトーデス(SLE)などの自己免疫疾患が報告されています。
- 甲状腺機能障害が起こりやすく、手足の冷えを感じることもあります。
男性におけるエストロゲン優性
- 男性もエストロゲン優性になる可能性があり、前立腺がんリスクの上昇や乳腺細胞の増殖が報告されています。
診断と治療
- 疑いがある場合は医師が血液検査を含む総合的な検査を行います。診断後はプロゲステロン(プロゲスチン)補充でエストロゲン過剰の影響を抑える治療が推奨されます。
