血糖指数(GI)とは?

定義

血糖指数(GI)は、炭水化物食品が血糖値を上昇させる速度を示す指標です。0〜100のスケールで測定され、純粋なブドウ糖(デキストロース)は基準値100と設定されています。

GIが高い食品は消化・吸収が速く、血糖値が急上昇します。これが続くと体重増加や糖尿病などのリスクが高まります。一方、GIが低い食品はゆっくりと分解・吸収され、血糖値の上昇が緩やかになるため、健康維持に役立ちます。

歴史

血糖指数は、1981年にトロント大学のデビッド・ジェンキンス博士らによって開発されました。彼らは炭水化物摂取と血糖値の関係を調査し、白パンやジャガイモなどは血糖値を急激に上げる一方、オートミールや豆類は緩やかに上げることを発見しました。この結果を基に、GIは「血糖値の上昇リスクが低い食品選び」の指標として提案されました。

血糖指数の測定方法

GIは、健康な被験者が一定量の炭水化物食品を摂取した後の血糖応答を2時間にわたって測定し、純粋なブドウ糖の血糖応答(基準値100)と比較して算出します。

血糖指数の種類

GIには主に3つの分類があります。

1. 総血糖指数(Total GI)

単独で食べた際の血糖応答を示します。

2. 増分血糖指数(Incremental GI)

他の食品と一緒に摂取したときの血糖応答を測定します。

3. 相対血糖指数(Relative GI)

対象食品の血糖応答をブドウ糖と比較した相対的な指数です。

グリセミック・ロード(GL)

GLは、食品のGIとその食品に含まれる炭水化物量を組み合わせて算出する指標です。計算式は「GL = (GI × 炭水化物量[g]) ÷ 100」です。GLが高い食品は血糖値が急上昇しやすく、低い食品は緩やかに上がります。GLは食品間の比較や、体重増加・糖尿病リスクの低減に役立ちます。

まとめ

血糖指数とグリセミック・ロードは、炭水化物食品が血糖値に与える影響を評価する重要なツールです。これらを活用すれば、体重増加や糖尿病などの健康リスクを抑える食事選びが可能になります。

低血糖 - 関連記事