カルボキシヘモグロビン検査とは?知っておくべきポイント
カルボキシヘモグロビン検査とは
カルボキシヘモグロビン(COHb)検査は、血液中の一酸化炭素(CO)濃度を測定する血液検査です。一酸化炭素は、車の排気ガスやストーブ、暖炉などの燃焼によって発生する有毒ガスです。
なぜカルボキシヘモグロビン検査が必要なのか
医師は、以下のような一酸化炭素中毒の症状が疑われる場合にCOHb検査を指示します。
- 頭痛
- 吐き気・嘔吐
- めまい
- 意識混濁・混乱
- 意識消失
また、COに曝露しやすい職業に従事している人や、火災後の住宅に住んでいる人など、リスクが高いと考えられる場合にも検査が行われます。
検査の方法
COHb検査は、腕の静脈から血液サンプルを採取し、検査室で分析するシンプルな血液検査です。
検査結果の見方
結果は血中CO濃度をパーセンテージで示します。
- 正常値:1%未満
- 軽度中毒:1%〜10%
- 中等度中毒:10%〜20%
- 重度中毒:20%以上
COHb値が高い場合の対処
COHb値が高いと診断された場合、医師は以下のような治療を検討します。
- 酸素マスクによる酸素吸入
- 高圧酸素療法(ハイパーバリック酸素室)
- 必要に応じた輸血
一酸化炭素中毒の予防策
日常生活でできる予防策は次の通りです。
- 屋内で発電機やバーベキューグリルなど燃料を燃やす機器を使用しない
- 住宅の換気を十分に行う
- 一酸化炭素警報器を設置し、定期的に作動確認を行う
- 中毒が疑われたらすぐに屋外の新鮮な空気へ移動し、救急車(119)を呼ぶ
