低体温症と凍傷の違いとは?
低体温症(ハイポサーミア)
体温が産生できる熱よりも速く失われ、中心体温が35℃(95°F)以下になる状態です。全身に影響し、次のような症状が現れます。
・震え
・言葉がもつれる
・意識が混濁する
・眠気
・協調運動障害
・呼吸が浅くなる
・意識消失
凍傷(フロストバイト)
皮膚やその下の組織が凍結する状態で、主に指先、足指、耳、鼻など露出した部位に起こります。主な症状は以下の通りです。
・しびれやチクチク感
・皮膚が蒼白、蠟状、青白くなる
・硬く冷たい感触
・水ぶくれ
・痛みや腫れ
危険度の比較
低体温症は全身に影響し、迅速に治療しなければ致命的になる可能性があります。一方、凍傷は部位限定ですが、重症化すると組織壊死につながります。
低体温症の応急処置
低体温症が疑われる場合はすぐに119へ連絡し、以下の手順で体を温めます。
・暖かい場所へ移す
・濡れた衣服をすぐに脱がせる
・毛布や防寒着で覆う
・温かい飲み物(アルコールやカフェインは避ける)を少量与える
凍傷の応急処置
凍傷が疑われる場合は、まずは安全な場所に移動し、次の処置を行います。
・患部を20〜30分間、熱すぎない温かい水に浸す
・乾いた布で覆う
・温かい飲み物を少量与える
・重症の場合は速やかに医療機関へ
