めまいの診断と主な原因
めまいを訴える人は、軽い頭重感や不安定さ、失神感など、さまざまな症状を指すことがあります。回転感を伴う「めまい(ヴァーティゴ)」も含まれ、診察の主要な理由のひとつです。
片頭痛
片頭痛は長時間続く慢性的な頭痛で、吐き気や眠気、ずきずきする痛みを伴います。Mayo Clinicによると、片頭痛患者の一部はヴァーティゴを経験し、静止していても回転感が生じます。このめまいは発作中だけでなく、発作間でも起こり得ます。
心血管系の疾患
「失神しそう」や「ふらつく」感覚は、心臓の血流不足が原因になることがあります。不整脈やその他の心疾患が血流を妨げ、めまいを引き起こします。また、急に立ち上がったときの血圧低下(起立性低血圧)もめまいの原因です。血圧の上位数値(収縮期血圧)は心臓が収縮したときの圧力を示し、これが低下すると脳への血流が不足します(Mayo Clinic、NIH)。
神経系の問題
脊髄やパーキンソン病、正常圧水頭症などの神経系疾患は、歩行時の不安定感やめまいを引き起こすことがあります。正常圧水頭症は脳室が拡大し脳圧が上昇する疾患で、歩行緩慢やバランス障害が特徴です(National Institute of Neurological Disorders and Stroke)。脚の神経障害でもバランス感覚が低下し、めまいを感じやすくなります。
不安障害
パニック障害などの不安症状は、身体的な症状としてめまいを伴うことがあります。パニック発作時には心拍数増加、震え、吐き気、胸痛、寒気、失神感、死への恐怖感などが現れ、実際の危険はなくても強いストレスがめまいと倦怠感を引き起こします(Mayo Clinic)。
