化膿性耳下腺炎(両側性)の急性症状と診断

ウイルス性

ウイルス性化膿性両側性耳下腺炎は、一般に流行性耳下腺炎(おたふく風邪)として知られています。ウイルス感染により唾液腺が腫れ、両側の耳下腺が同時に影響を受けます。かつては一般的でしたが、現在はMMRワクチン(はしか・風疹・流行性耳下腺炎)が学校入学時に必須となっており、1956年以前に生まれた人は幼少期に感染した経験が多く、自然免疫があるとされています。

細菌性

細菌性化膿性耳下腺炎は、口腔衛生不良や唾液管結石による唾液腺の閉塞が主な原因です。入院患者や脱水状態の人にも起こりやすいです。

症状

ウイルス性・細菌性いずれの場合も共通の症状があります。両側の耳下腺が腫れ、口を開けにくくなり、口内に不快な味が残ります。耳の周辺から顎下、首にかけての顔面が腫れ、赤みを帯びることがあります。

診断

医師は口腔と頸部を観察し、膿が口内に出ているか、腺の腫れを確認します。膿瘍が疑われる場合はCT検査で確認します。

治療と受診の目安

多くの場合、化膿性耳下腺炎は自然に改善しますが、嚥下困難、強熱、呼吸困難がある場合は細菌感染の可能性が高く、抗生物質が必要です。放置すると感染が拡大する恐れがありますので、速やかに受診してください。

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