乳酸カルシウムの効果と利用法

乳酸カルシウムは、食事から十分なカルシウムが摂取できない人向けの栄養補助食品で、カルシウム欠乏症の予防・治療に利用されます。骨軟化症(くる病・骨軟化症)、骨粗鬆症、潜在性テタニーなど、カルシウム不足が原因となる疾患の改善にも役立ちます。

カルシウムの役割

カルシウムは骨、細胞、筋肉、神経の正常な機能に欠かせません。血中カルシウムが不足すると、骨からカルシウムが取り出され、骨が脆くなります。乳酸カルシウムは血中カルシウム濃度を適正に保ち、骨を強く保ちます。

その他の効果

骨軟化症・骨粗鬆症・潜在性テタニーの治療以外にも、以下のような状態に有益です。

  • 副甲状腺機能低下症(低副甲状腺機能)―― カルシウム不足が原因のひとつです。
  • 閉経後、妊娠中、授乳中の女性―― 必要なカルシウムを補給します。

薬剤との併用

フェノバルビタール、フェニトイン、プレドニゾンなどの薬剤は、カルシウム吸収を阻害し欠乏を招くことがあります。乳酸カルシウムを併用することで、これらの薬剤を服用中の方でもカルシウムレベルを維持できます。

一般的な副作用

胃部不快感や便秘が起こることがありますが、通常は軽度で、体が慣れると自然に改善します。症状が長引く場合は医師に相談してください。

重篤な副作用(稀)

まれに以下の症状が現れた場合は、直ちに医療機関を受診してください。

  • 頻尿・過度の渇き
  • 極度の倦怠感・頭痛
  • 筋肉・骨の痛み
  • 精神状態の変化・食欲不振・体重減少
  • 嘔吐・悪心

アレルギー反応

稀に重篤なアレルギー反応が起こることがあります。息苦しさ、喉や顔の腫れ・かゆみ、めまい、皮膚の発疹などの症状が現れたら、すぐに救急処置を受けてください。

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