アモキシシリン500mgの概要と使用方法

アモキシシリン500mg錠は、ペニシリン系抗生物質に属する処方薬で、さまざまな細菌感染症の治療に用いられます。ただし、ペニシリンアレルギーがある人や、風邪・インフルエンザなどウイルス性疾患には効果がありません。

治療対象となる疾患

  • 性感染症(例:淋菌感染症)
  • 気管支炎、肺炎
  • 中耳炎、副鼻腔炎、咽頭炎
  • 皮膚感染症、泌尿器系感染症
  • ヘリコバクター・ピロリ(胃潰瘍の原因菌)除菌

なお、インフルエンザや普通感冒などのウイルス感染症はアモキシシリンでは治療できません。

製剤の種類

  • 錠剤(500mg)
  • カプセル、チュアブル錠(噛んで飲むタイプ)
  • 液体製剤(シロップ)や小児用点滴

液体や点滴は、ジンジャーエール、水、牛乳、果汁、またはシロップと混ぜて服用すると飲みやすくなります。

その他の使用例

  • 炭疽菌への曝露が疑われる場合の予防投与
  • 妊娠中の女性が炭疽やクラミジア感染のリスクがある場合は、医師の監督下で使用されることがあります。

主な副作用

  • 軽度:胃のむかつき、下痢、嘔吐
  • 重篤:重度の皮疹やじんましん、けいれん、黄疸、異常出血、極度の倦怠感など。これらが現れた場合は速やかに医療機関を受診してください。

費用について

  • 保険適用の場合、自己負担額は保険プランにより異なります。
  • 保険未加入・現金払いの場合、2023年時点で90カプセルで約2,200円、液体製剤で約5,000円程度が目安です。
  • ブランド名「アモキシル」の錠剤は、84錠で約5,500円前後です。

疾患 - 関連記事