付随疾患とは何か?原因と治療・予防のポイント

人がある病気にかかっているとき、さらに別の健康問題に直面すると、最悪の状態に思えることがあります。これを「付随疾患(併発疾患)」と呼び、免疫力の低下や治療の副作用などが原因で起こりやすいです。

付随疾患とは

付随疾患は、すでに主要な病気に罹患している状態で、別の病気が二次的に発症することを指します。たとえば、インフルエンザにかかっている間に肺炎や副鼻腔炎が併発するケースがあります。各疾患はそれぞれ固有の症状を示し、個別に、または同時に治療が必要です。

原因

付随疾患の主な原因は2つです。

  • 免疫抑制:最初の病気と闘ううちに免疫系が疲弊し、二次的な感染に対抗できなくなる。
  • 二次感染:最初の感染が原因で体内に別の病原体が侵入し、別の病気を引き起こす。例として、細菌性喉頭炎から肺炎に移行するケースがあります。

免疫抑制の結果

がんの化学療法を受ける患者は、免疫機能が低下するため、風邪から肺炎、腎臓感染まで幅広い付随疾患にかかりやすくなります。また、臓器移植後に免疫抑制薬を使用する患者も、同様に二次感染のリスクが高まります。

治療法

付随疾患は、原因が異なる場合は別々に治療し、同じ原因(例:同一の細菌やウイルス)に起因する場合は同一の治療法で対処することがあります。肺炎と腎臓感染が同時に起きた場合はそれぞれ別の治療が必要ですが、喉頭感染から耳感染へ波及した場合は同一の抗菌薬で対応できることがあります。

予防策

すべての付随疾患を防げるわけではありませんが、初期感染が始まったら早期に医師の診察を受けることで二次感染のリスクを下げられます。一次感染の治療が二次感染の発生を抑えることが多いですが、すべての細菌が一次治療に反応するわけではありません。症状の兆候が現れたらすぐに受診することが最も有効な予防策です。

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