身体評価で収集されるデータの種類は?
医師の診察では、質問が次々と出てくるように感じるかもしれませんが、心配はいりません。医師はあなたの健康と福祉を大切に考え、健康改善を支援したいと考えています。質問や身体評価を通じて、個々の状況に合ったパーソナライズドヘルスプログラムを提案できるようになります。
目的
身体評価の目的は、医療従事者が患者の状態や健康背景をより深く理解することです。身体健康評価には、患者が提供する個人の健康履歴と、医師や看護師が行う一連の簡易検査が含まれます。収集されたデータは、診断の精度向上や患者の基礎的な身体・精神状態の把握に役立ちます。
人口統計データ
評価の開始時に、医療従事者は氏名、性別、年齢、婚姻状況、人種、宗教、職業などの個人情報を収集します。これらの情報は、患者の背景や人口統計的特性を理解するのに役立ちます。
健康履歴
健康履歴の項目では、医療従事者は直接インタビューするか、質問票を提供します。質問は、幼少期の病歴、アレルギー、重篤な疾患、事故や外傷、過去の入院歴、生活習慣、予防接種や服用中の薬などに関するものです。また、家族歴(両親・祖父母の遺伝的問題)、感染症への曝露、居住環境、人間関係なども把握します。
主観的データ
主観的データは、患者自身が感じている情報です。例えば、痛み、皮膚のかゆみ・刺激、違和感、めまい、視界のぼやけ、感情の変化、その他の異常感覚を医師に伝えます。
客観的データ
客観的データは、医療従事者が測定・観察する情報です。血圧、安静時心拍数、身長、体重などのバイタルサインや、皮膚の変色、感染の有無、呼吸音、出血、腫れ、骨折などの視覚的・聴覚的所見が含まれます。また、体臭や呼吸の匂い、話し方なども観察し、診断の手がかりとします。
