低酸素血症のサインと症状
混乱、胸の圧迫感、息ができない感覚は非常に恐ろしいものです。これらは体内の酸素飽和度が低下し、医学的には低酸素血症(hypoxemia)と呼ばれる状態のサインでもあります。低酸素血症は血液中の酸素濃度が極端に低いと診断されます。原因は様々で、血液検査や指に装着するパルスオキシメータで測定できます。
シアノーゼ(皮膚や粘膜の青紫色変化)
シアノーゼは皮膚や粘膜が青く変色する状態を指します。血中の酸素が不足するとヘモグロビンが酸素を受け取れず、青みがかります。その結果、指先や爪床、唇などで青紫色が見られます。「cyanos」(ギリシャ語で暗青)に由来します。
呼吸困難(息切れ)
運動時に感じる息切れは「呼吸困難」や「空気飢餓」とも呼ばれ、呼吸がしにくくなります。疲労感や脱力感、喘鳴、咳、胸の締め付け感が伴うことがあります。普段は無意識に行う呼吸が困難になると不安が増し、症状が悪化することがあります。
頻呼吸(呼吸数の増加)
頻呼吸は年齢に応じた正常呼吸数を超える速い呼吸を指します。過呼吸と似ていますが、過呼吸は主に不安やストレスが原因で起こります。一方、頻呼吸は低酸素血症が原因であることが多く、医師はこの用語を使って診断します。
意識レベルの低下
低酸素血症は意識障害を引き起こすことがあります。混乱や認知機能の低下が見られ、見慣れた人や場所が分からなくなることがあります。日付や現在地が把握できなくなることもあります。
低酸素血症が疑われる場合は速やかに医療機関を受診してください。
